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学生時代の記憶-「あの子ができるのになんでできないの?」

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〇〇ちゃんにできるんだからあなたにもできるはずだ

小学校のとき、毎日、日記を書いて出すという宿題をやらないといけない時期があった。
そこに、
「これをすることができなかったけど、母に、〇〇ちゃんにもできるんだからあなたもできるはずだ、と言われたので頑張ろうと思いました。」
というような事を書いたら、書き直せと言われた。

本当に、どこから言えばいいのか分からなくなるけれど、言ってる事いろいろとおかしいよね?
自分がいつも言ってる事を日記に書いただけなのに、なんでそれを書き直さないといけないの??
あなたが私にいつも言ってる事だよ。
黙って直してまた見せてってしてたけど、心の中ではずっと(えぇ…自分がいつも言ってる事なのに何を言ってるんだろう…)って思っていた。

人と比較する事がよくない事だと分かっていて、その上で私に何かをやらせるためにそれを使って、でもそれを自分が言っている事は外部には漏らしたくないという。どこまで自分勝手なんだろうか。
そもそもなぜ、他の子ができるからと言って自分の子どももそれをできないといけないのだろうか。

理不尽でしかない

なんかもう、言ってる事とやっている事がめちゃくちゃすぎると思うのだけれど。
そうやってずっと、筋の通っていない理不尽な言い訳や言い分を浴びせられ続けてきたなと実感する。
今でもずっとそうだ。理不尽。とにかく自分が正しい。私が、自分で考えて、やってみようと思ったことも、個人的な理屈によって全否定される。自分と違う考えや自分が受け入れられない事に関して、頭がおかしい、というような言い方をされる。
さらにそれでもと思ってこちらの意見を主張しようものならもう最後、「じゃあもう私にかかわらないでください。」と結論付けて、無視する。

ずっと変わってない。
とにかく、「自分が正しい。」のだ。

かと思えば、自分の母親の事に関しては、子どもの私なんかよりもずっと大事にしているので、何かあって私がそこに触れると、完全に私と反対側に立って、私を攻撃してくる。
もちろん自分の母親を大事にすることはすばらしいことなので、その部分自体は否定するつもりはないけれども。

人と比べるなんて

そんな母親はつい最近、私に、上記とは全く関係のない、最近の話をしていた中で、「人と比べるなんてひどい。」と平気な顔で言い放った。
「自分も比較していたけど、それは悪いと思ったから心を入れ替えたの、今はそう思ってるんだよ。」という空気は一切なく、まるで、今まで私は人と比較するなんていうひどいこと一度もしたことありません、そんなひどいことする人間が教育の現場にいるなんてそんなの信じられない、という顔をして、真正面からその言葉を発していた。

自分が何を言っていたのか、自分の子どもにどういう事をしてきたのか、そんなことは一切なかったことになっているようだ。

幸せだよね。ここまで記憶をなかったことにできるなんて。

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