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小さいころの記憶-「あなたは川で拾ってきた子だよ」

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よくあるやつ

「おまえは川で拾ってきたんだよ。」ってやつ、よくあるんだろうと思うけど。
これ言うのって何が楽しいのか何一つわからないんだけど、だれかこれを自分の子どもにわざわざ嘘ついてまで言う理由を教えてほしい。
なんでこんなこと言われないといけなかったんだろう。
小さいころには、ちょっとだけ「え?そうなの?」って思う気持ちもありつつ、普通に考えてそんなことあるわけないし、でもまだサンタクロースとかも信じられるくらいの年齢だから、そんなの嘘だよ、って流せるわけでもなくて、でもそんなどうでもいいくだらない事だとしても、言われた方は嫌な気持ちにしかならないと思うんだけど。
私は子どもたちにそんな事絶対に言わない。

自分の気持ち

泣きそうな気持ちだったけど、その泣きそうな気持ちを表に出すほど素直に感情を出すことを許されるような環境でも人間関係でも性格でもなくて、ただなんでもないふりをして我慢していた。
怒られないように話を聞いていた。
心の中がどんどん曇ってきて、悲しい気持ちがなんとなく全体にふわふわしていて、だんだんなんでそんなこと言うんだ、って、悲しい気持ちと怒りが出てきて、「なんでそんなこと言うの?」って怒りたいけど、それもできなくて、結局終わるまで話を聞いていた。
なんでそんなに自分を押さえつけられていたんだろう。
まわりに合わせないといけなかったんだろう。
あぁもう一回子どものころに戻ってやり直したい。
けど、私の行動が変わったところで、母親の対応が変わらなかったら結局受け入れられなくてぶつかるだけだから、意味ないんだろうな。
自分の幸せは自分の心次第、みたいなことって聞くけど、どうやったらそんな強くなれるんだろうな。
やっぱり私には自分がないってことなんだろうか。

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