尊敬の気持ちを込めて
鶴瓶さん、もなんかなれなれしい。
鶴瓶師匠、なんて呼ぶのもおこがましすぎる。
尊敬の気持ちを込めて、ただの一般時の私は、呼び捨てにしたい。
結構前だけど、鶴瓶噺に行ったことがある。
おもしろかった!!
話がおもしろいのはもちろんだけど、何よりも人柄。
何を知ってるんだよ、と言われそうだけど、確かに、そんな詳しくいろいろ知っているわけではないのは自分でもわかってる。
すごいファンの方には怒られるんじゃないかなとは思う。
だけど、この人は、人間としての魅力があるんだってことは誰でもわかると思う。
いろんなエピソードとか、話を聞いて、本当に壁のない人なんだろうなぁと感じた。
太陽みたいだ。
うらやましい。
とげがない、というわけでもない。
だめなことはだめだし、嫌なことは嫌、怒るときは怒る。
私は誰かと話すときとか、言っている事の裏とかを考えたり、自分が嫌な思いをさせていないかとか、実際考えても分からないことを考えて考えて考えすぎて、疲れてしまう。
それなのに、怒りの感情はすごくて、攻撃的な気持ちになってしまう。
まったく考えもせずに好き放題するのがいい、と思っているのでは決してない。
多分この人は、いろんなことを知って、わかって、その上でちゃんとやっているけど、その感覚が本当に自然だ。
「人間力」っていうものがすごいんだろうなぁと思った。
人を引き付ける、笑顔にさせる、人が集まってくる、そんな力が備わっている人なんだな、と。
だから私も鶴瓶になりたい
自分にはそんな力がないことが分かっていて、気を抜くと人に嫌な思いをさせてしまうし、頑張っても「頑張った」が全面に出てしまってわざとらしくなってしまう。
人が集まってくるというそんな求心力もない。
でも、あんなふうにキラキラと輝いていきいきとしている人を見ていると、やっぱりうらやましいなぁという気持ちになる。
人と楽しく話して、ニコニコしてもらって、ニコニコ笑って、気負わず、自分を出せて…そんな人生、一回歩んでみたい。
鶴瓶になって、体験してみたい。
どんな気持ちになるんだろうか。
みんなの太陽になる気持ちって、どんなだろうか。
考えていると、涙が出そうな気持ちになる。